ピンクとキラキラ

世界の終わりに寿司が食べたい。

トゲトゲ

最近、13時過ぎからヒグラシが鳴き始めるのでたまったもんじゃない。

ヒグラシは夕方に鳴いてくれ。

 

あと、みーんな、フジロックか布博の写真をSNSにアップしていてたまったもんじゃない。

楽しそうで何より。わたしも行きたい。

 

なんか心がトゲトゲしている。

 

そんなときに、両親が、弟(家業を継ぐ予定)の恋愛にどれくらい関わるかという喧嘩をしていて、心の中はキレたカホコ状態です。

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うるさいうるさいうるさいうるさい!だまれだまれだまれだまれ!!

 

いくら後継だ、嫁だっていったって、この平成の世の中、ハタチ過ぎた息子の恋愛に口出ししない方がいいと思う。

本人のいないところで"も"!

確かに、恋の熱に浮かれてる感も、二人とも幼稚で危うい感も分かるけれども。

そこはもうほっとこうよ。

公人なわけでも、不倫してる訳でもないんだからさ!(時事問題)

 という態度を取っていると、

母「アンタは他人事だからいいよね!私は結婚したら一緒に仕事して一緒に住まなきゃいけないんだからね!」

 と。

エェェ〜〜そういうことじゃないんだけどな。ため息が出ちゃうわ。

 

 私の好きなものすごい愛(@a_bazure)さんが、ご両親と彼氏の初対面した話を書いていたので、このトゲトゲを和らげるために、わたしも彼氏と両親の初対面の話を書きます。


まず、わたしの彼氏は無口。

人と積極的にコミュニケーションをとれるタイプではなく、初対面の人、特に目上の人との会話で、話を広げたり自分の話をしたりするのが苦手な人。

 

別にわたしは、そんな事はたいして重要じゃないと思ってるし、そのぶんの無駄なコミュニケーション能力はわたしが持ってるのでいいと思ってるのだけど。

 でも、わたしの親は分かりやすく

「育ちの良い、明るくてハキハキとした爽やかな良い子」

が好きなのは目に見えてわかっていたので、ちょっと会わせるのが不安だった。彼氏、育ちは良い方だし、爽やかでないわけではないとはおもうんだけど、明るくてハキハキって感じではないから。

 

おまけに、母は割と辛口評価な上に、父はそういう母の意見に流されやすい。

その代わり、父は、自分が一度口に出した事は意地でも曲げないけど、母は割とコロコロ意見を変える。

 

結婚の話がなんとなく出始めて、私の親が彼氏に会いたいと言い始めた時、私は思った。

2人同時だと、会った直後に母が辛口率直意見を言う→父親賛同するとともに完全にこの印象から抜け出せない。母がそこから印象回復しても父はしない。
というストーリーが目に見える…

 

自分の両親が、彼氏に少しでも好印象を持ってもらいたいというめっちゃ良い彼女の良心から、どっちか最初に単独で会わせりゃいいんじゃないか?と閃いた。

 

そんな時に、父が東京へ出張で来るというので、「ヨシキタ!!」とばかりに張り切って彼氏と父親との食事をセッティングした。

 

 しかし。

まだ前職を辞める決意をする前だったのだけど、

まず私が、早く終わるはずの仕事が、クライアントの急な予定変更で驚異の2時間押し、

21:00の待ち合わせ時間に1時間半の遅刻をし、別々に待たせていた父親と彼氏、両方を激怒させ、2人は私の仕事に関しての文句で意気投合して、結局その日は、私が2人に「仕事を辞めろ」コールをされた記念日になった。

 

お陰で父の彼氏への印象は「価値観が合う奴」となった。

 

その後、仙台にて四者面談が開催されて、母は案の定「良い人そうだけど、もっとハキハキしゃべれば良いのにね〜〜、全然こっちが話題振っても広げないよね〜〜」と辛口評価だったけど、父は「頼りないけど、絶対悪いことできなさそうじゃん」と割と流されずに持ちこたえてくれた。

 

ちなみに彼氏の両親の印象は「めっちゃ喋る」だった。

わたしは「お前が喋らないんだよ」と思う一方「確かに」とも思った。

 

わたしもめっちゃ喋るが、両親も初対面の人との席でこれでもかと喋るので、彼氏はそのマシンガン的スピードについてこれなかったのだ。

家族でいるときは、マシンガン的スピードなことになど気付かなかったから、外の人から見ないと分からないものだな、などと感心していた。

 

 

ここまで書いて、心のトゲトゲの原因がひとつ分かった。

今日、服の中にちっちゃい毛虫が入っていたのだ。

心だけじゃなくて体もチクチクトゲトゲである。

 

ほんと、虫はきらいだ。