ピンクとキラキラ

世界の終わりに寿司が食べたい。

東京タワーと夢

昨日、LINEで彼氏と次のデートの予定を立てていて、ハイキングコースなどを調べていたら寝落ちしてしまった。

 

正確には、布団の上に座っていたのが、なんだかだんだん横になってしまって、なんだかだんだん布団に吸い込まれてしまって、そのまま目を閉じてしまったということなんだけれど、それを寝落ちというんだろう。

 

夢の中で、私は、前職の時毎日のように乗っていたタクシーの中にいた。

隣に先輩がいて、舌打ちしながらどこかにしきりに電話していた。

外は完全に終電後の夜中で、会社から私が住んでいた街に向かう国道1号線は、同じように残業や飲み会を終えて帰宅を急ぐタクシーばかりが走っていた。

ふと、後ろを振り返ると、高層マンションやビル郡の奥に、小さく光る東京タワーが一瞬だけ見えて、すぐ消えた。

何車線もある広い国道をビュンビュンとばしていたタクシーは、いつのまにか脇道に逸れていて、隣にいた先輩は、別の先輩になっていて、しきりにコーヒーの美味しさについて語っていた。

私は愛想笑いをしながら、どこに向かっているのか不安になった。

そういえば、お財布は持ってきたっけ、と不安になってカバンを開くと(このカバンは先月誕生日プレゼントでもらったものだった。意識の混在)財布の中には1500ぽっちしかなく、焦ってメーターを見たところで夢は途切れた。

 

目覚めが大変悪い夢だった。

財布がない、お金がない、という夢をよく見る。

昔は、ものすごく高いところ(たとえば雲の上や、下の見えない崖など)から落ちる夢を見たけれど最近見ない。

どちらにしろ、ネットでいくつかの夢占いを見て見ても、いい意味の夢ではなかったので、見なかったことにする。

 

でも、高層マンションやビル郡の中に見えた東京タワーは綺麗だった。

よく、残業していて終電を逃したあと、近くの大きい駅まで1号線沿いを歩いていて、ほんの2〜3メートルの間だけ東京タワーの頭が見えるポイントがあって、とても好きだった。ああ、わたし東京で頑張ってるなぁって、陶酔気味に思ったりした。

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今の中学生くらいの子が、将来地方から東京に上京してきたら、スカイツリーをそう言う風に見るのだろうか。