ピンクとキラキラ

世界の終わりに寿司が食べたい。

銭湯に行きたいネ

唐突なんですが、仙台には昔ながらの銭湯はすごく少ない。

 

昔ながらの銭湯にふらっと行けるところが、東京の好きなところの1つだった。

 

仙台に多い、便利なスーパー銭湯もいいけれど、車でしか行けないし(お酒が飲めない!)、やっぱり番台で460円払って暖簾をくぐりたい。

おばあちゃん達の世間話に耳を傾けたい。フルーツ牛乳飲みながら、NHKの再放送とか見たい。

券売機や休憩所もいいけれど、帰りのコンビニで買ったビールを飲みながら家に帰って、そのままベッドに倒れこみたい。

 

そんな欲が爆発しそうなお盆です。

 

東京OL時代(前職の時を、こう呼ぶことにしました)に、よく行っていたのは、

品川区中延 「松の湯」と、

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大田区南雪谷「明神湯」。

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ふたつとも、家が近かったというのが大きな理由なんだけども、どちらもしっかり、昔の銭湯な感じを残していてくれて、めっちゃよかった。

 

松の湯は、何と言っても天然温泉、そして露天風呂。サウナもあった。

それまで、サウナってあまり長く入ることはしたことなかったのだけど、あるとき、とても健康そうなお姉さま(60代くらい)に「水風呂と交互に入ると良いよ!」と教えてもらって実践したらめちゃくちゃ気持ちよかったので、その後よくやった。

その後(少し休憩した後)に入る露天風呂も、めちゃくちゃ気持ちよかった。ただ外にある風呂なんじゃなくて、庭園みたいな作りになっているのがまた良い。雪の日などはここが都会の真ん中品川区(のはじっこ)なことを忘れそうだった。

これが駅から徒歩5分にあるの、最高だなと思った。東京ならでは。

 あと、ここの好きなところは、日曜日には午前10時から入れること。

よく、土曜日に休日出勤して、朝方帰ってきて、そのまま着替えだけ持って、日曜日の朝一番でここへ来た。せいいっぱいドロドロになるまで働いた後の大きいお風呂、最高に気持ちいい。

 そして、常連のお姉さま達(50〜70代)と一緒に「噂の東京マガジン」を見ながら、ポカリをゴクゴク飲む。

日曜日が正午にして完璧になる瞬間。

 

一方の明神湯は、まず門構えが最高。

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入ると下駄箱から男女分かれていて、靴を脱いで暖簾をくぐると脱衣所の間の高いところに番台があるのが!これぞ!って感じだ。

脱衣所にはなぜか金魚の水槽があって、なんだか癒された。

古いドライヤーチェア?みたいなものがあったり、ほんとに昭和からのものを大事に使っているのが分かる。

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これです。

背景画も素敵だ。手練れらしきお姉さま()達もたくさんいらっしゃって、ドキドキする。熱めのお湯がまた良い。

ここはよく彼氏と行ったのだけど、番台のおばあちゃんが、ちゃんと男女のペアを覚えててくれる。

冬に行った時、彼氏が出ようとしたら、わたしがまだ髪を乾かしているのを見て、彼氏に「まだお姉ちゃん乾かしてるから、中で待ってたほうがいいよ。」と彼氏に教えてくれた。もちろんわたしもそれが聞こえていて、なんだか、そういうのにキュンと来てしまった。

 ちなみに、古いドライヤーチェアはチャレンジしたけど、使い方がいまいちわからず、頭をぶつけまくった。それもまた楽しい。

帰りにビールのロング缶を買って、一本を彼氏と交互に飲みながら20分くらい散歩して歩くのも楽しかった。

 

ほかにも学生時代に行った銭湯とか、どこもそれぞれの良さがあって、東京から失われてほしくないものの中でかなり上位だ。

 

と、スイカの匂いのバスソルトを入れた風呂に浸かりながらこれを書いている。

 

時に、今日のひよっこは本当に単純に泣けた…

豊子と澄子が、この物語のひとつの合言葉である「頑張ってればいいことがある」を分かりやすく表現してくれたのもそうだし(最後の問題のドラマチックさにはやられてしまった)、

豊子の、「勉強がしたかったのに仕方なく働きに出てきた」ところから「得意な勉強で家族を助け、友人に幸せをもたらす」へという成長を見守ってきた私たちに、カメラ目線で、喜びに満ちた顔で、「澄子、ハワイ行くど!」はズルイ!

はぁ…相変わらず最高です。

 

スイカの匂いに飽きてきたのでこの辺で。

 

明日も仕事頑張るぞー

DUB湯

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