ピンクとキラキラ

25歳女が日々思う、分かりきったこと

七夕飾りとビアガーデン

台風が大変なことになっている。

こんなに台風らしい天気は久しぶりで、台風クラブを観たくなってしまうな。

 

台風クラブ [DVD]

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さて、またおとといの話。

 

以前ベトナム料理を食べたCちゃんと、もう1人、高校の時の友達Mちゃんと3人で、七夕祭りまっさかりのなか、ビアガーデンへ行ってきた。

ベトナム料理を食べながら - ピンクとキラキラ 

 

Mちゃんは、

3年生のときに私とCちゃんと同じクラスで、就職先がたまたまCちゃんと同じ地元企業だったのだ。

そんな縁もあって3人で集まることになった。

私は夕方まで学校だったので着れなかったけど、2人は浴衣を着てきていて、ふたりとも綺麗なお姉様だった。

26歳というのは、本当に花も盛りな歳なのだという気がしてしまう。ひとそれぞれ花の盛りは違うのだろうけれど。

涼しげな浴衣に、七夕祭りの吹き流しがよく似合っていた。

 

ビアガーデンに行くまでと、帰り道で、仙台七夕まつりの飾り付け(大きな吹き流し)を見ながら歩いた。

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これを見ながら歩くのは、多分高校生の時ぶりじゃないだろうか。

さらにじっくり見て歩くということになると、もはや記憶にない。

 

私が生来の人混み嫌いなのもあると思うけれど、子供にとっては、割とつまらないお祭りなのかもしれない。

2〜3歳頃はまだ、ヒラヒラがいっぱいあって楽しいと思うけど、ヒラヒラが別に楽しくない年齢になると、それはただのヒラヒラと人出が多い街中になってしまう。

 

大人になって、初めて七夕祭りを見た感想、

めっちゃ楽しい…

あの七夕飾りというのは、基本的にアーケード商店街にある店や企業が手作りの飾りを出すのだけれど、それぞれの特色が見えて面白い。

 

特に、(知らなかったのだけれど)笹かまぼこの有名店「鐘崎」と、大手地元デパート「藤崎」は毎年格が違う。どっちも「崎」が付くのは多分関係ない。

 

鐘崎は、有名デザイナーにデザインを依頼したそう。

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鐘崎の作品。

コンテンポラリ!

アーティスティック!

クオリティの高さも見事だった。

ここ数年の作品もネットにガンガン上がっているので気になる方は調べてほしい。吹き流しの概念を変えられる。

鐘崎は七夕祭りの文化継承のため、企業として努力しているらしく、地元の文化を大切にするためにお金をかけられる企業は、めっちゃ良い企業だと思った。

 

この飾りの下では、吹き流しに使われている、八面体の形をしたパッケージに、ミニ笹かまぼこを詰めたものを販売していて、「商売上手〜!」となった。

 

藤崎は、震災以降各小学校から鶴を折ってもらって1つの作品にしているらしい。

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これもまたすごい迫力だった。

中に、巾着やら紙衣やらの七夕飾りがあって、さすが三越と並ぶデパートなだけあるな、という感じ。

 

他の企業も、透かしの和紙を使ったり、吹き流し全体に大きな絵を描いていたり、吹き流しに立体的な飾りをつけたり、、

私は和紙が大好きなので、たくさんの種類の和紙や千代紙が見れるだけでもめちゃくちゃ楽しかった。

 

あとは、昔では考えが及ばなかったけれど、通常業務に加えて、お祭りのためにこれを準備した人たちのことを考えると涙が出た。

飾り付けは、8月6〜8日の三日間飾られるのだけれど、この設置は6日の未明に行われるらしく、心からその献身に感謝した。

その人たちのおかげで、私は美しいものを見られているのだ、と思うと更に七夕飾りが輝いて見えた。

それに観光客の人たちが楽しんでくれていることも、嬉しかった。

 

東北の、他のお祭りというのは、「参加する」ものが多いそうだ。青森のねぷたも、岩手のサンサ祭りも、「みんな一緒に踊ろう!」みたいな祭りだ。

仙台七夕は違う。「見る」祭りだ。

それでも、そういう「美しいもの」を見る、という楽しみ方も、またいいものだな。

 

地元を離れなければ分からなかった魅力というのは、これまで感じていたけれど。

一度外に出て、改めて地元に戻って来なければわからなかった、自分が生まれ育った町の魅力というのも、あるものだなぁと思った。

 

なーんてことを、CちゃんとMちゃんと話しながらビールを飲んだ。f:id:stndk03:20170808113942j:image

湿気ムンムンの屋上テラスで生ビール、美味しかった。

 

自分の生まれ育った町を、なるべく好きでいたいと思った夜だった。