ベトナム料理を食べながら
昨日は、学校のあと、気になっていた隠れ家カフェに寄ってオシャレにお茶した。
(自意識が邪魔して、入口しか写真に撮れなかった。)
夜ごはんは、高校の時の友達のCちゃんとベトナム料理をたべた。
Cちゃんは、高校のとき休学して1年間アメリカに留学していたので、元クラスメイトだけど年齢は1つ上。
タメ口で話すから、年の近いお姉ちゃんみたいな感じだった。
Cちゃんは、頭がいいのでめっちゃ話が面白い。Cちゃんにかかれば、箸が転んだことさえゲラゲラ笑える話になる。
たぶん病気や留学で苦労もしているのもあって、その優しさも飛び抜けて大人だった。
そんなサイコーなCちゃんだけど、会うのは実に4年ぶりくらいだった。
大学のときに、何人か高校の同級生で集まった時以来。
なかなか会うタイミングもなく大学を卒業し、Cちゃんは地元企業に就職し、青森に赴任していたのだ。
今月、Cちゃんが仙台に転勤になったことをSNSで知り、会うことになった。
久しぶりに会って、接し方に戸惑うのはものの2秒で終わった。
高校の友達に会うと、大学の友達とはまた違った安心感があって、テンションやしゃべり方まで、一瞬で高校生の時に戻ってしまう。
Cちゃんも、ここ数年で色々あったのだろうけど、高校生の頃の雰囲気がそのまんま残っている気がして、とても嬉しかった。
ベトナム料理屋に着いて、大学を卒業してから今までを簡単に報告し合う。
話を面白おかしく脚色して、ゲラゲラ笑った。
わたしの激務ぶりも、Cちゃんのホワイトぶりも、めっちゃ笑った。
過去の恋の話も、ちょっと憂鬱な家族の話も、最初は真面目に話しているのに、Cちゃんと話しているといつのまにか笑い話にしているから不思議。
あ、ベトナム料理もとても美味しかった。
仙台にはエスニック料理屋が少ないので、エスニックまみれの池袋で学生生活を過ごした私は近頃、東南アジアが不足していた。シンハービールとか。
エスニック料理とか好き?、と提案した時にCちゃんが「毎週食べてもいいレベルで好き〜〜」と言ってくれて、Cちゃんに対する好意が爆発しそうになった。
久しぶりに食べた生春巻きは天才的に美味しかった。
スイカビアというのを頼んだら、匂いがめちゃくちゃスイカバーでまた笑った。
そういえば。
大学の時に、Cちゃんとアメリカ旅行へ行って、Cちゃんがホームステイしてた家に一緒に泊まらせてもらった。
内陸の田舎の州で、軽い牧場くらいの敷地を持ってる家だった。家も大きかったけど、敷地のほとんどは草原と森で、野生の馬が走っていた。
私とCちゃんは、遠くに走る綺麗な毛並みの野生の馬を見て、ゲラゲラ笑っていたのだった。
その頃とは変わらずに、思い出話や近況報告報告で4時間近く喋り、笑い倒して別れた。
ほんとーーーに久しぶりに、「ゲラゲラ」と笑った気がして、お酒なんか少ししか飲んでなかったのに笑い疲れていた。
今度はビアガーデンに行く約束をして駅でわかれた。
帰りの電車で、読みかけの谷川俊太郎のエッセイを開く。
1980〜90頃の、いろんな新聞や雑誌への寄稿をまとめたものであるのだけど、なかなか笑える。
70歳のおじいちゃんが、恋と宇宙の話などするので、少し笑ってしまった。ごめんなさい。
無事家に着いて、湯船にこれでもかと浸かって、扇風機で汗を乾かす。
腹筋を最近サボっているのを思い出して、あわてて50回やってから寝た。