私的「女子力」論(今更だけど聞いてください)
昨日買った、GUの半袖短パンのパジャマがめっちゃ可愛い。
ミッキー(シルエット)柄というのが、なんとも恥ずかしいし趣味じゃないんだけど、色と形が可愛かったから買ってみたら、案の定可愛かった。
ミッキー柄も悪くない。
これまでは、ユニクロのリラコの短パンに適当なTシャツを着ていたのだけど、どうもだらしがない。
その上、ヨレヨレの姿の自分を鏡で見ても、明日も頑張ろう〜〜!とかならない。せいぜい、はぁ…今日も頑張ったな…である。
ミッキー柄のミントブルーの可愛いパジャマを着た自分は、仮にも美人でもスタイル良くもないけど、自分という範囲で褒めに値する可愛さで、
ヨシッ明日も頑張るゾ〜〜 となる。
不思議だけど、なっちゃう。
そういうの大事。
寝巻きというのに拘るのは、一種の「女子力」的なものだと思う。
「女子力」という言葉はあまり好きじゃないし、定義というのもいろいろだと思うのだけど。
あえて私の中で、「女子力」とよぶものがあるとすれば、
(他人に見える所かどうかに関わらず)
自分自身のテンションをあげてく力
みたいなものかなと思う。
見せる予定のない下着でもお気に入りのを着る、というのもまた然り。
冬のペディキュア然り。
自分の中の、「女」ともまた違う「女子」という部分のテンションを、キュッと上げること。
全員が全員とは言わないけど、多くの女性が仕事や家事や、恋や色々にモチベーション上げるきっかけにしているものだと思う。
よく、
男の為にオシャレしているのではない
男の目を気にしてネイルしているのではない
男に媚び売るために化粧しているわけではない
と主張する女性たちの多くは、
この意味での「女子力」を重視しているのだと思っている。
私は、以前の記事で述べた通り、ピンクとか、キラキラとか、一般的に女子っぽいとされるものが苦手。
サマンサタバサのバッグとか
ディズニーとコラボレーションのアクセサリーとか
ジルスチュアートみたいなやつとか。
あと、あとなんだろう。全然思い浮かばないくらい興味がない。
こういうの、好きな女の子ばっかりじゃないし、嫌いじゃなくて少し取り入れてる人もいれば、私よりも嫌悪を示して一切取り入れない人もいると思う。
そういうグラデーションの中でもブレないのが、自分のためにテンションあげてく、という意味での「女子力」。
みんながみんな持ってるとは言わないけど、わりと多くの人がこの「女子的テンション」を持ってるんじゃないかと経験から推測する。
自分の好きなものを身につけたり手に入れたり見たり触れたりすることであがるテンション。
「キラキラが好き」「シンプルが好き」
「オシャレが好き」「服はこだわらない」
「コスメが好き」「化粧をしない」
「男に注目されるのが好き」「男に媚びる女が嫌い」
そういう色々とは、また別のところにあるのが、私のなかでの「女子力」につながる「女子的テンション」で。
それは、今回の場合私のパジャマはミッキー柄だったけど、決して女子っぽいとされるものとは限らない。
自ら、自分の中にある「女子」をくすぐって=女子的テンションをあげて、自分のモチベーションにする力、それが「女子力」だと思っている。
そういうモチベーションが上がると、どうなるかというと。
人に優しくなれたり、雰囲気が柔らかくなったり、気分が明るくなったり。
そういう対人的な能力?性格?も少し変わるのではないかな。
それは男に媚びることができるということではもちろんなくて、(合コンでサラダ取り分けたり、上目遣いができるのもまぁ含めていいとは思うんだけど)、自分の心に余裕を持って人に接することができるということ。
自分の女子的テンションを自ら上げ、
自分の心に余裕を持たせ、
対人関係や仕事を良好に運ぶ。
そういう自己コントロール能力を「女子力」と、私は呼びたい。
異論は受け付けますが、あくまで持論です。どういうものを「女子力」と位置づけるかは個人個人の価値観の自由だと思うので。
あと、誰しもが「女子」でいなきゃいけないとも思いません。女子的テンションがもともと高い人も低い人もいます。
これがなくても、対人スキルが高い人なんて山ほどいます。
そういうのを認めた上で、ひとつの「女子力運用論」としてお聞き下さいませ…
以上。ご静聴ありがとうございました。
テレビで聞く「女子力アップ」「インスタ(SNS)映え」「女子みんな好き」が嫌いです。
GUのパジャマはマジ可愛いです。