ピンクとキラキラ

世界の終わりに寿司が食べたい。

コミュニケーションのズレについて

アブラゼミだかニイニイゼミだかの声が、途切れないんじゃないかと言うほど、

ジィーーーーーーー

と鳴いていて、かと思うと急に、

ジィ、ジジィ、ジジジィ、ジィーーーーーーー

みたいな変拍子になるから、本当に暑苦しい。

 

突然だけどわたしの母は虚弱体質だ。

昔からそうだったわけじゃなく、末っ子の妹を産んだ後、産後太りからダイエットしようとした時に大きく体調を崩し、そこから胃潰瘍や胃腸炎などを繰り返して、だんだん華奢になり体力がなくなったらしい。

入院や手術が必要な大きな病気はしてないけれど、1週間の半分は体調を崩している。

 

体調を崩していても、仕事はしなきゃいけないので、何とか起きては来るけれど、合間合間にはソファで横になっていないと持たない。

 

特に偏頭痛がひどく、疲労が溜まる以外にも、塩分の高いものを摂る、パソコンやスマホの液晶を見る、生理前のホルモンバランスの崩れなど、色んな原因があるらしく、なかなかコントロールできない。多分更年期もある。

近くの内科から、偏頭痛の薬を定期的に処方されてはいるけど、体が慣れたりしないようにするために、ここは体調崩せない、と言う時しか飲まない。

 

最近、糖質制限で家族と同じものを食べない私に母が言う。

「どうして美味しくものを食べれるのに食べないの?私の代わりに食べてほしいよ。せっかく食べれるんだから食べた方がいいよ、美味しく食べれるって幸せなんだからね。」

 

母が言いたいことは分かる。

母は塩分や糖分、体を冷やすものを摂ると体調を崩しがちだから、食べれるものを選んで食べなきゃいけない。でも、選んでばかりいられないから時たまそういうものを食べてしまうとすぐ体調を崩す。

だから、食べたいものを食べても体調を崩したりしない私を羨ましがるのは分かる。

 

でも、私だって食べたいもの食べたい、美味しくお米やパスタを食べたい。でも、すぐ太ってしまう。

肥満と言われる体脂肪率になってしまう。

 

確かに、仕事ができないほど体調を崩してしまう母に比べて、深刻さは全然違うけど。

だからって、好きなものを食べても体調崩さない=絶対的な幸せ、ではないでしょ、と少しイラっとしてしまう。

 

長くなってしまったけど、何が言いたいかというと、

自分が羨ましいことを、

「いいなぁ、わたしもそうなりたい」

と伝えることは、時に人への配慮に欠けることになりかねないってこと。

 

さっき、茶道をやっていて京都が大好きな母が、お茶会に出たいという意味で言った「京都行きたいなぁ」に対して、父が「でも京都は暑いよ?体調崩しちゃうよ?」と言った。

そういう、ちょっとしたズレが生まれてしまうのは、人間関係の中でしょうがないんだろうけど。

 

でもそういう所、細かに気づける人間になれたら、と思う。

 

 

 

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今日は投票(期日外)行って外食した。

 

ザ☆ピ~ス!

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