ピンクとキラキラ

25歳女が日々思う、分かりきったこと

ハイキングと温泉と焼肉

昨日は休みを取り、彼氏とハイキングへ行ってきた。

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 彼氏の趣味に付き合って始めた登山・ハイキングも自分のものになってきた感がある。

自分の地元の山でも、登ったことがないどころか名前も場所もよくわからない山が割とあって面白い。

 

街中にある、おしゃれなアウトドアグッズのお店のイカツイお兄さんにオススメされた蔵王山脈の稜線を登ったり降りたりするコースを歩いたのだけれど、とても楽しかった。(稜線というのは、山の背骨みたいなラインのこと。)

私は、いかんせん文化系女子なので「ひたすら歩くこと」自体に楽しさはなかなか見出せないのだけれど、この稜線コースは、高山植物系の、背の低い植物がメインに茂っているのと、良い景色のポイントがこまめにあってよかった。

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こういうポイントで休憩するのが、とても気持ちいい。風が汗を流していく。

ポカリとかりんとうを摂取してエネルギー補給する。

 

高山植物系の花も、小さくて可愛い。

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これは、ミヤマハンショウヅル、

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こちらは、ツマトリソウ

どちらも、降りてきてからネットで調べた。けど、こうしてよく分からんけど可愛い花を愛でるのも悪くない。

あと鳥もいい。昨日は鳴くのが上手になったウグイスが、よく鳴いていた。

 

あと、一番の楽しみは、登りきったところで楽しむ食事だ。

最初は私が甲斐甲斐しくお弁当を作ったり、彼氏のジェットボイルでカップラーメンを食べたりしていたのだけど、最近漫画「山と食欲と私」に出会って山で作る食事に挑戦している。

 

山と食欲と私 1 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 1 (BUNCH COMICS)

 

 

先日、泉ヶ岳に登った時にはリゾットを作った。

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 米をゆるめに炊いて、ベーコンとキノコを炒めて、チーズと粉のクラムチャウダーの素と水を入れるだけでできちゃう。

 

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今回は、トマトチキンカレー。

野菜ジュースと焼き鳥の缶詰とカレー粉を混ぜて煮ただけ。これが意外にも美味しかった。

 

山飯というのは如何にシンプルな準備・材料・手順で、どれだけ美味しいものを作れるかというところなんだけれど、実際やってみてわかったのは、山を3時間近く登った後にお腹を空かせて食べる食事はだいたいおいしい、ということ。

多分、クラムチャウダーのリゾットも、トマトチキンカレーも、普通の時に食べたら、そんなに美味しくもない、と思う、たぶん。

ただ、広い空!良い眺め!おいしい空気!

それだけでものすごく食べ物が美味しくって、ハッピーになれる。自然って偉大だ。

 

往路は登りが多くて基本的に口数が減るし、初めて通る道を「ここは景色が綺麗だね〜」とか「ここ歩きづらいね〜」とか話しながら歩くのだけれど、復路は下りが多くて一度見た景色が多いので雑談が多くなる。

 

昨日の復路での話題は、世界が終わる日の最後の晩餐に何を食べたいか。

これは、普段から決めているひと以外悩ましい議題だと思う。

私たちが決めたルールは、「高価な〇〇」とか、「めっちゃ美味しい××」というのはナシ。そして、使えるお金は1000円(くらい)。

その状態で、世界の終わりに何を食べるか。という話をしていたらあっという間に登山口に着いてしまった。

 

結局、彼氏はファミレスのハンバーグドリアに決められたけど、わたしは、これもアリだな、あれもあるな、と選択肢だけ増やして最後まで決められなかった。

ルールがなければ、高い寿司一択なんだけどな。

 

帰りは、近くの日帰り温泉に寄る、これ鉄則。

蔵王は、遠刈田温泉という温泉街が山を降りたところすぐにあるのがいい。神の湯とという神々しい名前の温泉に入る。

わたし以外みんな多分地元のおばあちゃんたちで、入れ替わり立ち替わり入ってくる。多分、みんな家のお風呂がここなんだろうな。

 

体を流すところには、シャワーはなく、源泉(めっちゃ熱い)が出る水道と、冷たい水オンリーの水道を、自分で桶にブレンドして頭やら体やらを洗うのに苦戦したけど、それもまた良し。

おばあちゃんたちのおしゃべりに聞き耳を立てながら、熱いお湯にどっぷり浸かって、茹ってきたら少し水をパチャパチャと体にかけて冷まし、また入る、というのを繰り返していたら、ハイキングでバキバキになった体がゆるゆるとほどけていく。すごく気持ちいい。

 

予め彼氏と決めた待ち合わせ時間に合わせて外に出ると、もう彼氏は車に乗っていた。名曲「神田川」では女がいつも待たされているけど、わたしは一度も彼氏を待ったことがない。

近くの酒屋さんでソフトクリームを食べたら、風呂上がりという相乗効果で最高に美味しかった。

 

遅めの夜ご飯は、彼氏の家の近所にある焼肉屋さんで焼肉。

車だからノンアルコール。ウーロン茶で食べるカルビ、悪くなかった。

 

冷たいウーロン茶が美味しい季節になってきて、ホッとする。

東京は春が終わるとすぐ夏が来るけど、東北は春が終わってもなかなか夏が始まらなくて不安になる。

でも冷たいウーロン茶が美味しいというのは、夏が来たということで、一安心。

という話をすると、夏だね、と煙の向こうでヘラヘラと彼氏が笑った。

 

そんな休日。

 

訳あって、前日はベロベロの状態で彼氏の家に押しかけて、午前3時に彼氏の家でゲーゲー吐いた私だけれど、ハイキングと温泉と焼肉で、そんなことは忘れてスヤスヤ眠れた。

 

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↑初めての登山デートで私が作ったお弁当。これにおにぎり大を2個。めっちゃ量が多かったけど、甲斐甲斐しくないですか?