ピンクとキラキラ

世界の終わりに寿司が食べたい。

仙台を案内した

仙台を案内する - ピンクとキラキラ

先日書いた記事で検討していた、仙台観光の日が今日だった。

 

私のたてたプランはこうだ。

先輩は1日目、仙台市文学館でやっていた安西水丸展へ行っていた。

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しかし、いかにもな観光はあまり興味がなく、2日目はのんびりしたいとのこと。

だったら、と思い立ったのが、知る人ぞ知る日帰り温泉、湯づくしsalon一の坊である。

ゆづくしSalon一の坊【公式サイト】 | 作並温泉ならゆづくしSalon一の坊

ここは一流旅館で、様々な温泉が楽しめるほか、館内には緑溢れる渓谷を望み、谷に流れる川のせせらぎを聞きながら、リクライニングチェアに座りくつろげるラウンジが魅力。

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日帰り温泉の利用客もこのラウンジを利用でき、さらにコーヒーやジュースなどのドリンクが無料、アイスが食べ放題、お金を払えばビールも頂ける。

雑誌やオセロなどのちょっとしたゲームなどもあり、大っっっ変快適に時間を潰せるスポットなのである。

料金も大変良心的で、ここはマジでオススメなのですが、本当に人気なので土日祝日は入場制限がかかることもあるそう…

しかし今日は平日!good!(と思っていた)

 

そして、その前の腹ごしらえは作並温泉に行く際必ず立ち寄るレストラン、アルベロ。

[食べログ]アクセスが制限されています

自家製の窯で焼き上げだピザはもちろん美味なのだが、ここは前菜の盛り合わせがおしゃれで美味しいのである。

ランチでは、前菜の盛り合わせがつくAセットとサラダの付くBセットがあるが、断然Aセットをオススメする。

 

まあかなふたつが揃えばだいぶ快適な1日になるな、と思っていたのである。

 

まあ、といってもランチなので11:30からだし、早めに出て秋保大滝の滝壺でも見てから行くか、ということで。

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まずはマイナスイオンをたっぷり浴びた。私たちの他には誰もいなかったけど。

曇っていたけど、モヤ&滝の水しぶきで霞みがかった渓谷は幻想的でした。

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 伝わんねぇ

…そして11:30から予約してあったアルベロに時間通り到着。

先輩も、私ゴリ押しのAセット(¥1850)を注文!

まずはいつもの葡萄酢が食前酢として出てきます。そして前菜盛り合わせ。

こちらです。

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左手から

ブロッコリーのコロッケ  人参ソースがけ

数種の豆とマッシュルームのキッシュ

長芋のマスタードコンフィ

ナスの何とか

大根のマリネ

(うろおぼえです)

これ、その日の仕入れや季節によって材料が変わるのに、全部味が安定して美味しいんですよ。最高です。

 そのあと、二種類頼んだピザ(マルゲリータとクアトロフォルマッジ)を半分ずつ食べ、デザートまで完食したのですが、これがうっかり話に花が咲きまして。ついつい時間を忘れて話しこんでしまいました。気づくと12:50!

温泉のことも考えると、そろそろ出なくては、と店をあとにし、いざ一の坊の住所をカーナビに入れんとしたその時…わたしは気づいてしまったのです…

 

日帰り温泉の利用時間が変更されている…

 

以前は19時まで、日帰り温泉の利用ができたのですが!?!

なんと!?ホームページには15時までの表示!!

そして最終受付時間…

13:00!!

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どう考えても間に合いません。

一応問い合わせの電話をして見たものの、現実は変わらず、敢え無く13:00を車の中で迎えてしまったわけです。

わたしの頭は真っ白です。

完全に一の坊しか頭になかったわたしは、次の行動を考えることができずにいました。

 とりあえず…

 

とりあえず近くの美味しいお豆腐やさん・太田豆腐店へ…

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太田豆腐店 - Google 検索

 ここのお豆腐はマジ美味しいです…

お土産にも是非…(先輩は青ばた豆腐を購入)

 

一の坊ショックから持ち直せず、豆腐で思考停止していた私。

そこへ、優しい先輩は

「なんか、美術館とかないの?」と!

優しい女神のような助け舟を出してくれた…!

 

そこで私の脳みそは持ち直しました。

先輩はアートがお好き!県立美術館へ行こう!と考える。

調べると、ちょうどルノワール展が終わり、東北にゆかりのある芸術家たちの作品展がはじまっているとのこと!これは丁度いい!(ルノワール展はきっとすぐ東京でもやるので、どうせならここでしか見れないものの方がいいと思った)

早速、車を県立美術館へ走らせた。

いざ、特別展へ。

すごく空いていたのもあって、先輩とコソコソ感想を言い合いながら一通り見終え、一階にあるカフェでお茶を飲むことに。

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自分が気になった作品について感想を述べ、 「東北人は陰気な農耕民族である」という結論に落ち着いた私たちは、棟方志功だらけのミュージアムショップを流し見して、次なる目的地、メディアテークに向かった。

せんだいメディアテーク

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ここまた、街中の大変快適な暇つぶしスポットなのだなー

あいにくこの日は、特別なイベント等はやってなかったのですが、3階〜4階のライブラリーではあらゆる本が閲覧でき、ベンチが割と点々と置かれているため、町中の図書館といった感じ。

先輩が、(新婚なので)「いつか中古の一戸建てを買って、リノベーションしてキッチンの広い家に住みたい〜」とのことで、2人で住宅雑誌のウッドデッキやアイランドキッチンのあるおしゃれな住宅をみてはあーだこーだ言い、妄想をおやつのようにもさぼり食った。

それにも飽きてきたあと、一階のショップを物色。

メディアテークのショップはおしゃれなんだけど、ほとんどが青山のスパイラルマーケットで買えちゃう感じのものだ。

Spiral Market | SPIRAL WEB

仙台のおしゃれとはそういう感じ。それでも楽しいのだけれど。

 

そうこうしている間に先輩の予約した新幹線の時間が近づいてきたため、仙台駅へと向かう。

お土産に、玉澤総本店の黒糖饅頭と、笹かまぼこを買って、

先輩は東京へと帰っていった。

 

 

 という1日でした。

お気づきかと思いますが、私のドライブテクニックは上達しました。

全て車移動です。秋保作並方面は車じゃないとなので!!ふはは

 

行き当たりばったりの観光(?)が、なんとか充実したのは、久しぶりの先輩とのおしゃべりがつきないお陰もあったかもしれません…

 

私の観光プランは不戦敗に終わったので、また友人が遊びにきた時には、もっとしっかり案内したいものです…

 

しかし、一の坊はリベンジしないとです…みなさん是非、仙台にお越しの際は一の坊へ(一の坊の回し者ではございません)

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宮城県美術館のカフェ・モーツァルトフィガロもおしゃれ空間でしたよ